Dave Pietro & Jonathan Katz / Work out & Mini Live

こんにちわ。Reg.コンサートマスターのたぐちです。

5月22日（土）
大久保の石森管楽器店、イベントスペースにて
なんと私たちがモデルバンドとなって、
Dave Pietroさん、Jonathan Katzさん
お二人のクリニックを受けました。

まずはお二人のプロフィールから。

Dave は穐吉敏子Jazz Orch.の元リードアルトとして活躍していた他、
若きジャズアーティストの育成に力を注いでいらっしゃいます。
ご自身のCDも売り出し中のアーティストとしてだけでなく、
指導者としても素晴らしい方です。

Jonathan は、もうずっと日本に暮らしていて、ご自身の創った
TOKYO BIG BANDのリーダー兼ピアニストです。
彼も素晴らしいアーティストであり、指導者でもあります。

なぜ私たちがこんなイベントを開催することになったかというと。

我らが09年度Reg.リードトロンボーン、加藤さんが去年Blue Note TOKYOで
Vanguard Jazz Orch.のライブのために○時間待ちをしていた時のことです。

「今日、トークショーの日ですよね？」

といって、ジョナサンがやってきました。
彼がVanguardの別イベントの日にちを間違えてやってきてしまったのです。笑

（後日談で、あの時期は引っ越しで大忙しのため頭がpanicだったそう）

この"Happy accident"（ジョナサン談）により、
ブルーノートの入り口前で
加藤さんと仲良くなったジョナサンとの間に今回の話が生まれました。

実現は一個下の代である、私たち10年度Reg.に引き継がれまして。
私とジョナサン中心に話を進めていきました。

「ただのジョイントライブじゃなくて、クリニックをしよう！デイヴはとっても素晴らしい
指導者だから！」

というわけで、今回のライブの内容は、こんな内容盛り沢山になりました！

14:00スタート

・デイヴとジョナサンの2人によるデュエット。

・JJWのクリニック
?　Walkin'About (Thad Jones)
?　Compensation (Kenny Werner)

デイヴの指導は、「熱い！」という表現がぴったりでした。

「NONONONONOOO!!　今メロディー誰？僕にはきこえなかったよ！お互いを聴きあって！」

「ジャズっていうのは、Groove と　Harmony　と　Personalityなんだ」

「もっともっともっと！もっと自分の性格を出して、物語を語るように！」

本当は全貌をここに書きだしたいのですが、止まらなくなりそうなので割愛いたします。

個人的には、考えて演奏することの大切さを身にしみて実感しました。
「これでいいのかな、まぁ、いっか」
わからない場合、そう自己解決してしまう場合が多いと思うのです。
でも、それを16人が考え、聴き、試行錯誤することで
なにか見えてくるものがあるのではないかな、と思いました。

16:00ブレイクタイム後

・デイヴとジョナサンのデュエット

・JJWとデイヴ、ジョナサンのジョイント

The Way (Vanguaed Jazz Orch.)
Compensation
Walkin'About
Haruno Ogawa (日本民謡 Arr.Jhonathan Katz)
Back Bone (Thad Jones)

最初の2曲以外はお２人もSolistとして混じっていただきました。
ほぼノーリハでしたが、ちゃんと通りました！笑

Walkin'のあとにいただいた拍手に鳥肌がたちました。
２人のGrooveが私たちを巻き込んで、
それが大きな波みたいに会場を包んでいました。

演奏者、客席にいたメンバー、それぞれが
２人の音楽のパワーみたいなものを受けとったのではないでしょうかー。
内容盛りだくさんで、なんともぜいたくなイベントとなりました。

大好きなサドメルのナンバーでお二人と共演できたことが
個人的には嬉しくて仕方ありませんでした。笑

余談ですが、2nd.Tsのまいちゃんと私、デイヴとジョナサンで最後にインドカレーを食べに行きました。
恋愛とか人生の談議半分、音楽半分でした。笑

長くなってしまいました！

最後になりましたが、
デイヴさん、ジョナサン、観に来ていただいたジュニア、OBの方々、加藤さん
石森管楽器店さま、
本当にありがとうございました。

これからもJJWはYeahと言わせる音楽を目指して精進していきます！＾＾

５月祭ぜひお越しください。